タグ

SHIZU革のタグにも手間がかかっています。

「写真を撮られるのは大の苦手」という抜き型職人さん(浅草在住)。無理を言って取材にご協力いただきました。

6畳ほどの作業スペースには革や道具が整然と並べられていました。道具の一つ一つはどれもが美しく、手入れが行き届いているのは明らか。仕事場からだけでも、職人さんの几帳面さや丁寧さが伝わってくるようでした。そして、実際の作業は丁寧さをさらに証明していました。

一押しで一つの型を抜く。これを繰り返す。

革に無駄が出ないように抜く位置を定めます。その際、傷や汚れがある場所は避けます。一押し一押しに集中力が伴うのです。繰り返しの作業で集中力を維持するのは決して容易ではないはず。

きっと、職人さんにとっての一押し一押しは、繰り返しの作業ではなく、こだわりの手仕事なのです。だからこそ精巧なタグができるのだと思いました。志津川のお母さん方が手作りした革製品に、浅草の職人さんが手作りしたタグをつける。手作りと手作りが繋がってSHIZU革となるのです。

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