革ひも

SHIZU革の革紐は特注品。規格の厚みに漉いたり、均一の幅にカットしたり、さらに、折りたたんで貼り合わせたり・・・原材料となる革紐が完成するまでに七つもの工程を経るそうです。

革紐作りを一手に担っているのが東京台東区にある町工場の職人さん。この道数十年とのこと。初めてお会いした際の一言が忘れられません。

「日本人の繊細な感覚でしか作れない。」

革の伸びを見極めての力加減、糊の量の微妙なさじ加減などなど、革紐一本に熟練の技が秘められているのです。同質のものを海外や機械で作ることは難しいそうです。同時に、低コストや機械化に傾倒するあまりに、「技」の伝承が途絶えてしまうことを憂いておられました。SHIZU革が継続することで、もしかしたら、ほんの少しだけ「技の伝承」のお役に立てるのかも知れません。

SHIZU革は南三陸町志津川地区のお母さん方によるこだわりの「手仕事」。原材料の革紐自体が職人の「手仕事」による芸術品であることを誇りに思います。

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